なお,Worms OW2は日本国内では正規に販売されていないため,入手するには,海外ゲームを取り Atlantica rmt
扱う販売店で並行輸入品を購入する必要がある。
編集部で試した限りでは,本作は国内版のPSPでも動作したが,4Gamer編集部およびソニー?コンピュータエンタテインメントは国内版PSPでの動作を保証しかねるので,その点はあらかじめご了承を。また本作は海外版のソフトであり,ゲーム画面や各種メッセージ,マニュアルなどはすべて英語なので,その点に rmt Final Fantasy XI
も注意してほしい。
個性豊かな武器を生かすも殺すもプレイヤー次第
見た目のコミカルさとは裏腹に戦術眼を要するゲーム
ズの一作。
同シリーズは,「Worm」(ワーム)と呼ばれる生き物を操作し,さまざまな武器を用いて戦いを繰り広げるというシンプルなものだ。ちなみに,ワームというのはミミズなどの細長い虫を意味する。……と聞くとあまり気持ちのいいものではないが,スクリーンショットを見ると分かるように,コミカルにデフォルメされてい
るので,虫が苦手だという人もご安心を。
同シリーズの初期作品は2Dゲームであったが,2003年には完全3D化を果たしたhref="http://www.4gamer.net/games/012/G001270/">「Worms 3D」のWindows版が登場し(Mac版は2004年にリリース),2004年発売の「Worms Forts Under Siege」,2005年発売の「Worms 4: Mayhem」へと連なっている(この2作はMacには移植されていない)
。
その後,“2D版Worms”として復活を遂げたのが,NDSやPSP用に発売された「Worms: Open Warfare」で,今回紹介するWorms OW2はその続編にあたる作品である。
なお4Gamerでは,Worms 4: Mayhemのデモ版を紹介している。こちらは3Dゲームであり,見た目は大
きく異なるが,コミカルな雰囲気やプレイフィールは近いものがあるので,参考になるはずだ。
ゲーム内容を紹介しよう。
本作では,自分と対戦相手(コンピュータまたは人間)の二つのチームに分かれ,ワームを数匹ずつ操作して戦いを進めていく。ターン制が採用されており,自分と対戦相手が交互にアクションをとっていくのだが,それぞれのターンで操作できるワームは一匹のみで,自分のターンになるたびに,操作でき
るワームが順に切り替わっていく。
ただし,ターンごとに時間制限があるため,のんびり考えていると,やりたいアクションを完了できずに相手のターンになってしまうので要注意。
Wormsシリーズの特徴といえるのが,個性的な武器や道具が多数用意されていることだ。
「Bazooka」やclass="bold2">「Grenade」,「Homing Missile」や「Shotgun」など,いかにも武器といったものに加え,放した方向に駆け続け,一定時間が過ぎると自爆する,シリーズおなじみの武器(というかキャラクター?)「Sheep」や,至近距離から相手をぶん殴る
「Firepunch」という技もある。
また,「Air Strike」を用いれば,味方の爆撃機を呼び,指定したポイントに向かって爆弾を投下してもらえるが,その付近に味方がいた場合,彼らにも大きなダメージを与えてしまう。ここだけの話にしておきたいが,私は自分が呼んだ援軍にとどめを刺されたというほろ苦い思い出を持っている
。
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移動手段には,空を飛べる「Jetpack」や,高所から飛び降りてもダメージを受けない「Parashute」のほか,離れた場所に瞬間移動できる「Teleport」や,地面を掘り進めるclass="bold2">「Blowtorch」「Pneumatic Drill」などが用意されている。
洞窟のような場所では,天井にワイヤーを打ち込んでぶら下がり,左右に揺らすことで,通常は届かない場所へ移動できる「Ninja Rope」も有効だ。
これらの武器や道具は,マップごとに使える種類と数が限られており(使用回数が無制限のものも
ある),地形や,相手との位置関係などをよく考えて用いることが重要となる。
本作では,武器の威力が大きいほど,地形に与える影響も大きくなる仕組みだ。例えば,Grenadeや「Dynamite」などで高所にいる敵の足場を崩し,その場所から落とすことで間接的にダメージを与えられる。うまく水に落とせば,一発で仕留めることさえ
可能だ。
ゲームの流れをざっと紹介してきたが,かつて日本でサービスされていたオンラインゲーム「ポトリス」を遊んだことのある人ならば,どんなゲームかイメージしやすいと思う。Wormsシリーズは,ポトリスに大きな影響を与えた作品といってもいいだろう。
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Worms OW2の見どころはココ!
上で述べたように,すべての武器がいつでも潤沢に用意されているわけではない。敵を倒すために,それぞれの武器をどのように使うかを考えるパズル的な面白さこそ,本作の醍醐味の一つなのだ。
例えば,敵が地
雷の手前にいる場合,そいつの近くまで寄っていき,エネルギー波で相手をぶっ飛ばせる「Dragonball」(!)を繰り出すのも一つの手。相手は飛ばされた勢いで地雷を踏み,さらに大きなダメージを受けるのだ。このような連携技が決まったときの快感を,ぜひ味わってほしい。
本作では,10分で決着がつかなかった場合,
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